歴史の名言に学ぶ 兵法三十六計(勝戦計:趁火打劫)

兵法三十六計』の第5弾です。
今回は『趁火打劫』をです。
『ちんかだこう』と読むようです。
勝戦計(こちらが主導権を握っている場合の定石)の一つとの事です。


これも、4文字だけでは推測不能。。。
『火に趁(つけこ)んで劫(おしこみ)を打(はたらく)く』という説明の前半部分のみで、なんとなく火を使う計略なのかな?と想像したりしました。


ところが読み進めてみると、火はあくまで例のようで、いわゆる火事場泥棒的な計であるという事でした。
相手の弱っているところに乗じて、利益や財産等を奪えという計略になるのでしょうか。


リンク先には、戦国期のエピソードが書かれておりました。

  • 登場国…斉、燕、韓、楚、趙、秦、魏

 

  1. 斉が韓と同盟を結び、燕を攻めようとした。
  2. それを楚と趙が妨害した。
  3. 韓が秦と魏に攻められた。
  4. 斉は韓に援軍を送ろうとしたが、臣下(田忌)の諌言(楚や趙が韓を助けるだろうから放置でよいのでは…)で送らなかった(兵力を温存できた)。
  5. 田忌の言うとおり、楚と趙が援軍を出し、韓・楚・趙 vs 秦・魏の戦争となった。
  6. その隙に斉は燕を攻め、短期間で攻略した。


戦国七雄である登場国のうち、5国は戦争中。
斉が燕を攻めることを妨害する者はもはやいない…ということですね。


各国ともに、特定の国を大きくさせたくないとか、他国を出し抜いて自国を大きくしたいなどといった様々な思惑があり、さらに歴史に登場する人物個人個人の狙い(立身出世とか、私憤を晴らすとか…)が複雑に絡み合った時代であったと思います。


そのような状況下で、他社の妨害がないというのは、失敗の可能性が極めて低い…本当に千載一遇の機会ということなのでしょうね。


情報収集と決断、いつの時代でも大事なことなのだと思い知らされます。

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